社会人1年目でうつ病になり医者からも見放されても私は生きてます

2019年7月6日

うつサムネ

皆さんこんにちは。隠家 くろ@kakurekuro)です。

私は社会人1年目で会社をドロップアウトしました。

理由は精神的に限界だったからです。

ただ、はっきりと「うつ病」とは診断されませんでした。

会社にも病院にもこの人生にも、全てが嫌でした。

今回は、私自身の話を少しだけしたいと思います。

文章が長くなりますが、お付き合い頂けると幸いです。

会社での理不尽

社会人1年目、私は上京し、

IT系の企業に就職しました。

プログラミングは好きでしたし、

なにより面接でお会いした会社の社長さんがとても良い人で、

その人の下で働きたいと思ったのがこの会社に就職した理由でした。

しかし、社長以外の上司が、

私の精神を追い込んできました。

恐らく上司に自覚はないと思います。

今この話を上司が読んでも、

なんのことか分からないでしょう。

それでも、私にはとても耐えられないことでした。

IT系の企業は十中八九、研修があります。

私はその研修で、大嫌いなグループ演習をしました。

研修の講師も中々のブラックで、

残業を命令はしないが推奨かつ煽ってくるような人でした。

しかも研修期間の残業代は0円なのに。

私は終電を逃しました。

会社に言っても特になにもしてくれませんでした。

ほどなくして、研修が終わり新人がそれぞれの部署に配属されます。

私は配属されてすぐに異動になりました。

IT企業の多くは、自社で勤務することよりも、取引先の企業で作業することがほとんどです。

私も取引先にヘルプということで3ヶ月の異動になりました。

異動先は、本当に冷たいところでした。

あいさつもなく、分からない点を聞いても相手にされないほどでした。

そんなヘルプ先から帰ってきたら帰ってきたで、いきなり私一人に案件を任され、

また残業が続く毎日でした。

残業をしなければ終わらない業務なのに、

新人の残業は会社的に良くないのか、残業をするなというお叱りが多かったです。

嬉しいような嬉しくないような。

その作業にも慣れてきた頃、また異動の命令がきました。

配属されてから、どこの現場にも慣れる前に異動ばかり・・・

さすがに疲弊しきっていました。

また、一番理不尽だと感じたのは、

同じ部署に新人が私以外にもう一人いたのに、私ばかり異動させられたことです。

1回目の異動のとき、なぜ私なのか上司に聞きました。

返答は、新人を交代で異動させようと思っている

でした。

2回目の異動も私でした。

後々、上司が言うには、

もう一人の新人があまりコミュニケーション能力がなかったため、

私ばかり異動させていたとのこと。

皆さんなら納得できますか?

私はできませんでした。

私だって他人と話すのは苦手ですし、

会社で分からないことを聞くのもつらかったです。

田舎から上京して、どこにも慣れる前に異動の連続で私の精神はもう限界でした。

精神科へ受診

上記のことがあり、私は会社を休み始めて、

精神科を受診しました。

が、そこで最悪な出来事が待っていました。

精神科の先生は、私をうつ病と認めなかったのです。

毎回の診察でも、先生は疑った目で私を見てきました。

私は、病院に行くことも苦痛になりました。

お金もなく、会社にも行けず、病院にも行けない。

さらに一番響いたのは、

精神科の先生が傷病手当の書類を書いてくれないことでした。

なんとか頼み込んで書いてくれた傷病手当の書類も、

病状の欄に不明と書かれていて、支給されませんでした。

結局私は、家賃を払えなくなり、

親を頼って、1年で東京から退去することになりました。

それでも私は生きています

私は今も引っ越し先で、精神科に通っています。

まだそこの先生のことも信じてはいません。

皆さんも、精神科を受診するときは、

先生に注意してください。

少しでもおかしいと思ったり、

自分と合わないなと思ったら、すぐに病院を変えたほうが良いです。

いつまでも合わない病院に通院していても、

お金が無くなっていくだけですから・・・

今の私のように。

ただ、それでも私は生きています。

なんの才能もなく、普通の人のように働くことも出来ず、

精神科からも見放され、生きる気力もなくなっていましたが、

私はまだ生きています。

どうか、これを読んだ人も、

会社や病院で心が病んでしまった時は、命を第一にして、

無理をせず生きることだけを考えてください。

色々と語りましたが、

自分自身で振り返るために書いたようなもので、

今回は誰かの役に立てる記事じゃないですね。

 

次回からはまた、少しでも皆さんのお役に立てるような

ものを書いていきたいと思います。

 

では、またいつか

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2019年7月6日

Posted by 隠家 くろ